ネットワークシステム開発演習(Java演習) > 演習課題 > 演習1-1
演習1-1では,3つのプログラムファイルを修正しながら学んでいきます.
まず,次のプログラムをダウンロードして,実行してください.
C言語と同様にJavaにもいろいろな変数の型があります.
| 重要度 | 型名 | 説明 |
| byte型 | 1バイトの整数を扱える (-128〜127) | |
| short型 | 2バイトの整数を扱える (-32768〜32767) | |
| ◎ | int型 | 4バイトの整数を扱える (2の32乗=2,147,483,647) |
| long型 | 8バイトの整数を扱える (2の64乗) | |
| float型 | 単精度浮動小数点型 | |
| ◎ | double型 | 倍精度浮動小数点型 |
| char型 | 文字型…1文字を表す | |
| ◎ | boolean型 | 論理型…true(真)かfalse(偽)のいずれかを保持する |
Javaでは,論理型(boolean)と呼ばれる型があります. これは論理値,すなわちYesかNoかの2択を格納するための変数型です.
ソースコードを見ながら,実行してみてください.
このとき,実行結果には「boolean true」と出力されていますね.
ソースコード10行目にある,
boolean bool = true;
を,
boolean bool = (i == 12345);
に書き換えて実行してみましょう.
また,ソースコード5行目の変数iの値も変更してみましょう.
なぜ,true/falseがでてくるのか?
booleanの値をprint文で出力すると,true/falseがでてきますね!なぜでしょうか? System.out.printlnは,文字列を出力するための関数です. booleanの値を文字として出力すために,booleanが文字に変換されて,出力されています.
まず,次のプログラムをダウンロードして,実行してください.
DainyuType.java ダウンロード/ソースコードファイルを見る
4.2や1.8というのは実数で,実数の計算結果をint(整数型)に入れるときには,「データの精度が落ちますよ」という文句が出て,コンパイルが通りません.
それを無理矢理(明示的に)いれるためにキャスト(型変換)を利用します.
a = (int) 4.2 + (int)(3 + 1.8);
例えば,上記の例では,4.2を(強制的に)int型へ変換しています.また,3+1.8の結果を,(強制的に)int型へ変換しています.
(1)
(int)のあるときと,ないときで試してみましょう.
キャストしないとコンパイルが通らないことを確認してください.
(2)
(int)4.2+(int)1.8;を試しましょう.
実施する前に,結果を予想してください.
どうして,そうなるかを考えましょう.
まず,次のプログラムをダウンロードして,実行してください.
ArrayTest.java ダウンロード/ソースコードファイルを見る
配列の使い方の例です. 3行目の
int[] a = {1, 2, 3};
は,配列aを宣言しつつ,同時にaに値を入れてしまう方法です.この時の配列の大きさは3です.
配列の大きさを後で決められるように,
int[] a; a = new int [100];
という書き方もできます.new int [number]と宣言した行で,配列aの大きさが決定します.
一度決定した配列の大きさを伸縮させることは通常できません.
補足:
ポイント 2次元配列は次のように確保します.
int mTables[][]; mTables = new int[9][9];
これは, mTables[0][0]からmTables[8][8]まで使えます.
同様の方法で3次元配列などの高次元の配列も作成できますが, 多次元の配列は,確保するメモリの量が多くなるので, あまりムダになる配列の確保はしないほうがよいです. 2次元配列,3次元配列くらいまでは使いますが.
注意 配列の確保する数と書き方に気をつけましょう!
int a[6]; //6個の配列を確保しました. a[6] = 0 ; //コレはエラーになります!
int a[6];と宣言すると,a[0]からa[5]までの6個が使えます. 配列の添え字は「0」から始まります!(C言語も同じです!)
まず,5行目に以下を入力してみましょう.
a[3]=4;
実行すると,エラーが出るはずです.何故だか考えてみましょう.
a[0]の値を変更すると b[0]の値も変更されています.
a[0]=5;
をプログラムの最後に追加して,さらに,その後にb[0]の出力をして,値を確認してください.
結果を予想して,試してください.