吉野研ブログ/Yoshino Laboratory Blog
カテゴリー:つぶやき
タイトル:研究と就活
投稿日時:2021年10月28日(木)12時48分
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M1の西村です.
前に自分が書いたブログを見ると,セミが鳴き始めたなんてことを言っていました.季節の移ろいの早さにはいつも驚いてしまいます.
いかにも面白くなさそうな主題をつけてしまったのですが,今回は研究と就活についてです.
今日ある企業の方とお話する中で,
「フルリモートの環境下で大事なこと・意識しなければならないこと」
について聞いてみたところ,
「自分は何が得意で何が苦手か,何に関心があるかといった自己開示を積極的に行うこと」
という答えが返って来ました.
チームで働くのだから,苦手なことを必ずしも克服するのではなく,できる人に任せる.そのための(頼れる人を探すための)コミュニケーションが重要だということでした.
その時は,なるほどそのとおりだなと感じたのですが,よく考えてみるとこれは吉野研で先生がいつも言っている話だなと,腑に落ちたのです.
先生が言うのは,研究(とそれに付随する論文執筆や学会発表)は筆記テストで満点をとるような作業ではないのだから,それぞれ得意な人の力をどんどん借りろ,そのためのコミュニケーションを学べということです.
研究で身につけたプレゼンテーション能力や論理的思考力が,就活でも役に立つという話はよく聞くのですが,日々の細かいアドバイスにもこういった発見は転がっているんだなぁとあらためて気付かされた瞬間でした.
なんだか真面目なお話になってしまいましたが,自分の発見がまた誰かの役に立てば幸いです.
それではまた!
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