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【大学生活】

プロフィール

名前: Takashi Yoshino/吉野 孝
自己紹介: 大学の教授をしています.コラボレーション・コミュニケーションに関する研究開発をしています.

このブログは吉野孝の雑文が書き散らされています.割とプライベートの話が多いです.内容についての責任はとれません...

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教員の業績評価

大学生活 | 2019年 6月21日(金)21時26分
最近,教員を評価しろという圧力が文部科学省から来ているようですね.

そうそう,学長名で連絡があったのですが,うちの大学でも業績評価と連動して,研究経費が微妙に増減する仕組みが導入されるようです.学内の教員の反対(といっても,なにも変わらないけど...)も想定されるので,本当に,学長さんらは大変です...

ところで,増減する金額が微妙すぎますね.給与に反映すればいいのに,しないんですね...なんで給与に反映しないんでしょうね...なにか弊害でもあるのかな...税金でもっていかれるだけだからかな?

そうそう,増減する金額が微妙すぎて泣けますね.うちの大学で1番の先生でもこれだけの金額かと思うと...涙がでてきますね.研究費だったら,この10倍か100倍くらいもらえると,きっと,やる気でるかも知れないと思いながら.10倍ではやる気はでないか.でるか?でも,長時間労働も禁止だしな.

まあ,お金無いから無理なんでしょうけどね...

一応,研究費としてもらうのはうれしいかも知れませんが,きっと,業績も極めていい教員はすでに予算たくさんもっているので,そういう微妙な金額もらっても,特にうれしくはないだろうなあとか思ったり...まあ,研究費をもらうのはうれしいか?

ただ,評価の高い先生らは,必ずしも,高い評価を目指して頑張っているわけではないような気もするし...

そうそう,減る先生のインパクトは大きいかも知れませんね.もともと研究費少ないのに,30%?60%?とか減ると大変かも?まあ,該当者はとっても少ないんでしょうけどね.
でも反省すれば,研究費は,減らないって仕組みも同時にうごきますね...ちょっと吹きました.

大学って,お金はないし,教員をいうことを聞かせる(誘導する)方法が非常に少ないんですよね.配置換えも簡単にはできないし.たしか,簡単には,首にもできないし,給料は下げられないし.

道具がほとんど無い状態で大学の運営しないといけないって,ハンドルもブレーキもない車を運転している感じに見えますね.走っている車の運転を,体重移動でなんとかしろ!って感じでしょうか.無理ですね.恐怖しかない(若者風?)!大学の執行部に,ちゃんと大学を執行する権限でもあげればいいんでしょう...文部科学省はどう考えているんですかね.自分達でもできないことをやらせようとしているような気もしますけどね.まあ,言うのは簡単ですからね.

ああ,わかった!この制度で教員のやる気を...とかではないんですね.とりあえず,成績評価を大学としてはしているよって言いたいだけなんですね!なんだ.なら,この制度はいいのかもしれません.

とりあえず,大学のムダを省いて?ムダな人を省いて?お金を捻出してから,いろいろと動かないとだめなんじゃないだろうか?でも,削るところってなかなか難しいんだろうなと思ったり.

そうそう,ふと,私が若いときにのことを思い出しました.
研究費が年間10万くらいしかもらえないときには,妻に頭下げて,研究に使うお金を自分の給料から出してもらってましたね.パソコンの本体買ったり,ディスプレイを買ったり,Webカメラ買ったりしていましたね...PDAもかったかな.学会の参加費も自分で払っていましたね...

なんか珍しく長文?
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