TopPage > 演習課題 > 演習2-1 GUIプログラミングの基礎
まず,下記のプログラムをダウンロードしてください.
GuiTest.java ダウンロード/ソースコードファイルを見る
javacを使って,普通にコンパイルしてください.
コンパイルが終わったら実行します. 実行すると,図1に示すメインウィンドウが表示されます.
メインウィンドウには,0から4までの番号が振られた,正方形のボタン(JButton)が5つ配置されています.
このプログラムは,GUI(Graphical User Interface)の基本的な機能を実装したものです.
プログラム中には,クラスが1つだけ(GuiTest)実装されています. このクラスは,JFrameというウィンドウの基となるクラスの性質を継承(extends)することで,少ないコード量でGUIプログラムを作成することが可能になっています.
少し詳しく見てみましょう.
public class GuiTest extends JFrame {
this.setTitle("Gui Test"); //ウィンドウのタイトルを設定する this.setSize(400,400); //ウィンドウのサイズを設定する
c = this.getContentPane(); //フレームのペインを取得する
buttonArray = new JButton[5]; //ボタンの配列を5個作成する[0]から[4]まで使える
for(int i=0;i<5;i++){ buttonArray[i] = new JButton(Integer.toString(i));//ボタンに数値を設定 c.add(buttonArray[i]);//ペインに貼り付ける buttonArray[i].setBounds(i*45,10,45,45);//ボタンの大きさと位置を設定 }
public static void main(String[] args) { GuiTest gui = new GuiTest(); gui.setVisible(true); }
GUIプログラミングの特徴は,
Javaのオブジェクト指向の概説を軽く読んでください.
(1)表示されるボタン(JButton)のサイズを50x50に変更してください.
(2)メインウィンドウのサイズを450x450に変更してください.
(3)メインウィンドウ上に表示されるボタンの数を増やし,図2のように8x8のタイルを描画してください.
ヒント:for文を二つ重ねて使ってみましょう.(x軸方向とy軸方向用)
自動オセロを作る人は,二次元配列にしておくと後が楽です.