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提出ムービーの作成

最終課題の提出物の1つが「プログラムの撮影動画」です.
ここでは動画作成の基本的な部分をごく簡単に紹介します.

プログラム動作中の動画取得

  • 自分のカメラを使ってディスプレイを撮影する
  • フリーの画面キャプチャソフトを使用する
    • たとえば,AG-デスクトップレコーダー などがあります.
    • 下記の動作説明動画や提出ムービーの例の動画は AG-デスクトップレコーダーを使用してキャプチャしました.

ただ動作してる場面を延々撮り続けるのでなく,シナリオをあらかじめ用意して,

  • 推しの部分
  • デザインのコンセプト
  • 見せたい機能

などをいくつかのシーン(平たく言うと別々の動画)に分けて「長めに」撮影しましょう.
編集時,映像は「短く」できても「長く」はできません!
「あのシーンが欲しかった」と思ったら,追加で動画撮影しないといけなくなります.

撮影した動画を保存する際は,後で編集することを考えて,
なるべく圧縮率の低い方法を選択しましょう.
プログラム上の文字がつぶれて読めなくなったり,ノイズだらけの 映像になってしまいます.
一方,ディスク容量には限りがあるため,数GBの巨大な動画ファイルは 不要になったら削除するようにしてください.

下記の動画編集のために用意した複数のキャプチャ動画のうち,一番大きなのは

  • フレームサイズ:1218x850
  • 非圧縮のavi形式
  • 8分53秒

の動画で,62GBになりました.
演習室ではこのサイズのファイルは保存・利用できません.
mp4で出力するなどして工夫してください.

取得した動画の編集

提出動画例

代表的な動画編集ソフトには,Adobe Premiere(有料),フォト(Windows10標準ソフト),AviUtl(フリーソフト)などがあります.
以下の動画例は冒頭をムービーメーカーで,後半をPremiereで作成しています.

  • 最終提出動画の例 (約1分50秒)
    • 一番最後を文字でごまかして(手抜きして)いますが,くれぐれも真似をしないでください.
    • あくまで作成例なので,この順番で説明する必要も,この内容に合わせる必要もありません.
    • というか,ヘボいので,みなさんはもっといい動画を作ってください!
      • 画面小さすぎて中身見えない!
      • 文字のバランス悪くない?
      • 文字と背景色が同じような色で読めないです!ユーザビリティ的にアウトです!
      • 最後文字だけなんですけど…….

Premiereの使い方

以下はPremiereの簡単な説明ムービーです.和歌山大学学内からのみアクセスできます.
Premiereは有料ですが,学術情報センター第3演習室で使用することが可能です.下記の他のソフトの導入が難しいと感じる場合はそちらを積極的に利用してください.

  • Premiereの簡単な使い方 (約5分50秒)
    • 途中,文字送りが速い個所があるので,必要に応じて一時停止してください.
    • 初期設定やバージョンの違いによって,ウィンドウの配置や見え方が違うことがあります.
    • 出力サイズは720x480,フレームレートは29.7fps,出力形式はmp4にしていますが,必要に応じてサイズやフレームレートを変更してもらって構いません.

フォトの使い方

Windows10には動画編集できるソフト「フォト」が標準でインストールされています.
使用方法については,「windows10 フォト 動画編集」などで検索すると様々な解説サイトが見つかりますので,そちらを参考にしてください.
たとえば以下のページがあります.

AVIUtlのインストールと使用方法

AVIUtlは広く使われているフリーの動画編集ソフトですが,ソフト単体では機能が少ないため,プラグインを追加する必要があります.
使い方,インストール方法は,下記のページが詳しいです.

AviUtl初心者が最初に読むべきページ【導入から使い方まで】

 
こちらのページがよく理解できない場合は,以下の説明を見てください.

  1. ファイル1をダウンロードする.解凍する.フォルダをCドライブの直下に移動する.
  2. ファイル2をダウンロードする.解凍する.中身を↑のフォルダの中に移動する.
  3. ファイル3をダウンロードする.解凍する.フォルダの名前を「Plugins」に変えて1のフォルダの中に移動する.
  4. ファイル4をダウンロードする.解凍する..exeを実行して,インストール先に1のフォルダを指定する
  5. 最新バージョンであれば,プラグインの順番の変更や初期設定は必要ありませんので,これで使える状態です

 
以下ではそれぞれのファイルの入手先などについて説明しています.以下の説明でもわからない場合は,学術情報センター第3演習室にインストールされているAdobe Premiereを使用してください.

それでは,インストール・設定の仕方についての説明です.主に上記のページを参考にしています.

  • AviUtlそのもののインストール

AviUtlのお部屋 からAviUtlと拡張編集Pluginの最新版をダウンロードしてください.

2019年12月5日時点では,

aviutl110.zip
exedit93rc1.zip(テスト版)

が最新です.

ダウンロードしたあと,aviutl110.zipを解凍し,解凍してできたフォルダ「aviutl110」をまるごとインストールしたいフォルダ(たとえばCドライブの直下)に移動してください.

 

  • プラグインの追加

exedit93rc1.zipを解凍して,フォルダの中身(exedit.anm,exedit.aufなど)を全部 先ほどの「aviutl110」のフォルダの中に移動させてください.
この段階では素材として使用できるファイルの形式が限られていますが,L-SMASH Worksの導入により,大体の動画の読み込み,基本的な動画編集が可能になります.

RePOPn L-SMASH Works r940 release1

上のページから,L-SMASH Works r940 release1(2019年1月12日現在)をダウンロードし,解凍してください.
解凍後,そのフォルダの名前を「Plugins」という名前に変えてください.半角で,名前の最初は大文字,最後には「s」を忘れずにつけてください. このフォルダをまるごと,先ほどの「aviutl110」のフォルダの中に移動させてください.

 
次に,出力(動画形式)に関するプラグインを追加します.
rigayaの日記兼メモ帳のの右のほうにある「○Aviutlプラグイン」のところから,「x264guiEx 2.xx (ミラー)」の左側のリンクをクリックしてください.
すると,Googleドライブが開きますので,最新のものをダウンロードしてください.
「ファイル」のところにある下矢印の大きなアイコンのものが最新です.

2019年12月5日時点では,

x264guiEx_2.61v2.zip

が最新です.
このプラグインの追加により,mp4形式で動画を出力することができるようになります.
追加方法は,上にも挙げていたページ 【AviUtl】x264guiExの導入方法と使い方(2/3)【MP4出力】に詳しく書かれています.

 

  • 初期設定・基本的な使い方

AviUtlのバージョンが1.10以上であれば,特に初期設定をせずに使用することができます.
基本的な使い方は,使い方講座【初心者向】を参照してください.
 

  • 導入の仕方がわからない場合

以上の説明でもわからない場合は,学術情報センター第3演習室のPremiereを使用してください.
AVIUtlとPremiereはできることは結構似ていますが,AVIUtlはフリーソフトであるため,インタフェースや導入などにおいて,Premiereよりも使いづらい面があります.
つまり,Premiereの方がインタフェースが親切でわかりやすいです.
導入後の動画作成の解説に関しても上記の説明ページと同様の難しさ?になりますので,上記の説明ページが難しいと感じる場合は,Premiereを使った方が早く動画を作成することができると思います.

ムービーメーカーの使用

一部のWindowsでは「ムービーメーカー」を使うことができますが,現在ではサポートが切れているので使用は推奨しません.
以下はムービーメーカーの簡単な説明ムービーですが,どういう編集機能があるのかという参考程度に捉えてください.
和歌山大学学内からのみアクセスできます.


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Last-modified: 2021-10-02 (土) 17:15:01 (930d)