演習1-2では,2つのプログラムファイルについて見ていきます.
まず,次のプログラムをダウンロードして,実行してください.
HimanCheck.java ダウンロード/ソースコードファイルを見る
条件文の使い方です. if, else if, elseの使い方の例です.構文の書き方はC言語と全く同じです.
if文の中には,演算子を使い比較をします. 演算子には,「算術演算子」「比較演算子」「条件演算子」があるので, ここでまとめて説明しておきます. (他にも代入演算子とかビット演算子とかもありますが,またの機会に.)
演算子 書き方 説明
+ x +y xにyを加える(加算).xとyの足し算をする - x - y xからyを引く(減算). * x*y xにyを掛ける(乗算).xとyのかけ算をする [#h206c58b] / x / y xをyで割る(除算). % x % y xをyで割った余りを求める.%はもモジュロと呼びます. ++ x++ や ++y 両方とも1増やす.いつその値を使うかで,前後に++が違う.例えば,z = x++; と z = ++xはzの値が違う. -- x-- や --y 両方とも1減らす.
演算子 書き方 説明
> x > y x が yより大きいときtrue(真)となる. >= x >= y x が yより大きいか等しいときtrue(真)となる. < x < y x が yより小さいときtrue(真)となる. <= x <= y x が yより小さいか等しいときtrue(真)となる. == x == y xとyが等しいときに,true(真)となる.= では比較できません.=は代入です."文字列(String)"の比較には使えません. != x != y xとyが異なるときに,true(真)となる.
演算子 書き方 説明
&& x && y x と yの両方がtrueのときにtrueとなる.AND演算子.xとyが同時に成り立つときにtrueとなる. || x || y x と yのどちらかがtrueのときにtrueとなる.OR演算子.xとyのどちらか一方が成り立つときにtrueとなる. ! !x x がfalseのときにtrueとなる.
ほかにもあるけど,またの機会に.
(1) heightとweightに自分の体重と身長をいれて,自分の体重をチェックしてください.
(2) 下記の条件を追加してください.
>25のときに,「あなたは非常に太りすぎです。」 <-15のときに,「あなたは非常にやせすぎです。」
なお,下記のように複数の条件をまとめてかくこともできます.
if ((fat > -10) && (fat < 20)) { .... }
まず,下記のプログラムをダウンロードしてください.
Days.java ダウンロード/ソースコードファイルを見る
switch文の使い方です.breakをしないと複数の条件を一つで記述できます. C言語と使い方は同じです.
ポイント
プログラム中の変数を変更して,今月の日数を表示するように変えてください.
(月の指定は,プログラム中のmonth変数の代入値を操作する.)
(現在の日付を出すために,JavaにはDateというものが用意されていますが,使用しないでください.)